年金手帳が廃止される?

 年金手帳は、満20歳になるか、満20歳未満であっても初めて厚生年金保険の被保険者となった際に交付されるものであり、それらの年金制度加入者が所有する基礎年金番号がわかる手帳です。
 その年金手帳が来年4月1日から廃止され「基礎年金番号通知書」が交付されることになりました。来年4月以降初めて年金の被保険者となった方から「基礎年金番号通知書」が交付されます。これは被保険者情報がシステム管理されたこと、個人番号が導入されたこと等により手帳形式である必要がなくなったこと等を受け、業務の簡素化、効率化等を図る目的で国民年金法の改正により実施されるものです。
 現在お持ちの年金手帳は、引き続き年金関係手続の請求書等に添付する書類として使用されますので、手元に大切に保管しておく必要があります。尚紛失しても来年の4月以降は年金手帳の再発行はできないとのことですので注意が必要です。